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ヤマネコを保護、10年間で2例のみ 野生復帰に期待‥西表島 [島の自然]

2013年4月26日 (金)‥ヤマネコを保護、
        10年間で2例のみ 野生復帰に期待

イリオモテヤマネコ.jpg
  イリオモテヤマネコ 天然記念物 西表島

 環境省西表自然保護官事務所(福田真自然保護官)は25日、
 今月11日に西表島船浮集落で衰弱したイリオモテヤマネコ1頭を保護したと発表した。

 同事務所によると、ヤマネコの保護は
 過去10年間で5件あったが、野生復帰できたのは2例のみ。
 今回保護したヤマネコは順調に回復しており、野生復帰が期待されている。

 このヤマネコは11日午後1時ごろ、
 船浮の住民が集落内の公園の植え込みで動けなくなっているのを発見。

 通報を受けた西表野生生物保護センターの職員が同日午後4時ごろに保護した。
 
 成獣の若い雄で、外傷は見られないもののやせて衰弱し、
 感染症による重度の皮膚疾患にかかっている。栄養補給と皮膚疾患の
 治療を続けており、約1カ月で回復する見込み。
 
 同事務所では獣医師と専門家に確認し、十分に回復したと判断できれば野生に戻す予定。

 ヤマネコの保護は近年では2010年に
 衰弱や交通事故で3例の保護個体があったが、いずれも死亡している。
 
 ヤマネコは2~4月に繁殖期、4~6月は子育て時期に当たり、
 交通事故が多くなるため、同センターでは運転者に注意を呼びかけるとともに、
 交通事故情報の提供を呼びかけている。連絡は同センター(85-5581)。


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‥オニヒトデ駆除・前年度と同じ海域で月2回 [島の自然]

4月17日(水)‥オニヒトデ駆除・前年度と同じ海域で月2回

 前年度と同じ海域で月2回の酢酸注射も‥。

オニヒトデ.jpg
 
 環境省や関係団体がオニヒトデの対策などを話し合う
 石西礁湖自然再生協議会海域対策ワーキンググループ・オニヒトデ
 対策小グループは15日夕、八重山漁協会議室で2013年度第1回会議を開き、
 本年度の駆除について前年度の海域を継続して実施する方針を確認した。
 駆除箇所が重ならないよう調整する。

 オニヒトデ駆除は環境省石垣自然保護官事務所、
 県自然保護課、石垣市水産課、市環境課の事業で実施されており、12年度は10万弱を駆除。
 
 統計を取り続けている八重山ダイビング協会の佐伯信雄さんは
「昨年度1年間は減少に向かった」と報告した。

 各行政機関も13年度も12年度同様の事業を継続する予定。

 環境省の平田淳自然保護官は「酢酸注射が可能となり、月に2回予定している」と話した。

 オニヒトデの駆除は、各機関が「守るべきポイント」を設定し、
 互いに情報を共有しながら駆除箇所が重ならないよう調整しながら進めている。





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サガリバナが見ごろ 伊原間の大浦ダム下流 [島の自然]

2013年4月13日 サガリバナが見ごろ 伊原間の大浦ダム下流

 石垣市伊原間の大浦ダム下流で、
 淡いピンク色のサガリバナが咲き始め、芳香を漂わせている。

サガリバナ.jpg

 サガリバナはサガリバナ科の熱帯性常緑高木。
 奄美大島や沖縄など南日本のマングローブや川沿いの湿地に自生する。

 サガリバナは観光振興で北部活性化を目指す
 ウマンチュの会(根間建有会長)が整備・管理しており、8日に開花を確認したという。

 同会の平良八重子さんは
「白い花のつぼみもポツポツと出始めていてこれから見ごろを迎えると思う」と話している。

 通常サガリバナは6~9月が開花シーズン。

 一夜限りの花を咲かせることで有名だが、
 同会のサガリバナは昼ごろまで咲いているという。

 平良さんは「良いにおいが辺り一面に漂っていて幸せな気持ちになる。
       たくさんの人に見にきてほしい」と呼びかけている。



 ★5月5日 こいのぼり‥★ 










石垣島と周辺離島の近海5カ所を産卵保護区に! [島の自然]

4月5日(金)・・石垣島と周辺離島の近海5カ所を産卵保護区に!

 石垣島と周辺離島の近海5カ所を産卵保護区に設定し、
 漁や釣りの自粛を求める八重山漁協の資源管理が4月から始まった。

保護区.jpg

 6月までの3カ月間、すべての魚種が“禁漁”となる。
 一方、今回から保護区を2カ所変更した。

 昨年までの取り組みで5年が経過していることから、どれくらい資源が回復しているのか、
 実際に漁をしてもらうことで成果を確認していく考えだ。

 鳩間西と黒島南東のケングチを解禁し、
 西表西のトーシングチ、竹富島西のマサーグチを新たに設けた。
 従来の3カ所を含めた5カ所で5年間、資源管理が継続される。

 保護区はいろんな魚の産卵海域となっており、
 漁協では「産卵場所を保護区に設定し、卵をたくさん産ませて魚を増やす」
 として遊漁船事業者や一般の釣り人の協力を求めている。
 
 保護区はブイで囲まれて目印としている。
 
 解禁された2カ所では漁をすることができ、
 漁協は「漁業者に実際に漁をしてもらって効果を実感してもらいたい」と話している。

 データを出すのは難しいというが、保護区に設定される前と比較してもらう。








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新川川でカピバラ発見‥石垣島 [島の自然]

3月26日(火) =気になる島の記事= 八重山日報

 新川川でカピバラ発見 農作物への被害懸念 1頭、約40キロ?

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 新川川でくつろぐカピバラ=24日  

 22日から市内の新川川でカピバラの目撃が相次いでいる。
 目撃されたカピバラは1頭で、成体とみられ、性別は不明。

 石垣市消防署が捕獲作業を実施したが、警戒心が強く失敗。

 カピバラは、アマゾン川流域など温暖な水辺に生息する世界最大のネズミの
 仲間で、草や木の葉を食べるといわれ、農作物への被害も懸念される。

 22日に、新川川河口付近で目撃されたカピバラを捕獲しようと
 作業を実施した市消防の担当者によると「大きな個体で40キロ位ありそう。
 
 動きがすばやく、捕まえようとすると水中へ逃げ出し、約50メートル潜水して逃げた」
 と捕獲の難しさを話し、専門家での捕獲を訴えた。








光の求愛ショー‥ヤエヤマボタル [島の自然]

3月23日(土) =気になる島の情報= 八重山毎日新聞

  光の求愛ショー

ヤエヤマボタル.jpg

 石垣島と西表島だけに生息するヤエヤマボタルが、今年は例年に比べて多少早く、
 於茂登岳周辺の山林やバンナ公園などで光のショーを繰り広げている。

 ヤエヤマボタルは体長約5ミリほどの国内最小のホタル。

 日没直後の午後7時すぎから、オスが求愛行動のため
 飛行しながらチカチカと光を出し合う光景が約30分ほど見られる。

 このところの雨で湿気も多いからか、山肌を覆うほどの
 ホタルが黄色の光を放ち、まるで自然のイルミネーションを見ているよう。

 毎年観察しているという人々によると、
「4月下旬から5月下旬ごろに数多く観察できるが、3月にこんなに多いのは珍しい」という。

 最近では観察会やタクシーのナイトツアーなどで多くの観察者が訪れるようだが、
「ホタルは光に敏感でフラッシュや車のライト使用などで観察できなくなることもある」
 としてマナー順守を呼びかけている。







最南端の「夏」到来‥海びらき‥石垣島 [島の自然]

3月18日(月) =気になる島の記事= 八重山日報

 最南端の「夏」到来 自慢の海を全国に 初泳ぎなど多彩イベント

 マリンレジャーのシーズン到来を告げる「日本最南端!八重山の海びらき2013」
(主催・八重山ビジターズビューロー)が17日、石垣市川平の底地ビーチで開かれた。
 南国ならではの穏やかな天候の下、
 大勢の地域住民や観光客が訪れ、初泳ぎなどの多彩イベントを楽しんだ。

 早朝には時おり雨がぱらついたが、イベントが始まるころには日差しも見え始めた。
 気象台によると、海びらきが始まる午前8時半ごろには、気温は22・6度に上がった。

 神司、3市町長、八重山ビジターズビューロー(YVB)関係者が海の安全を祈願。
 オープニングイベントでYVB理事長の中山義隆石垣市長は、
「八重山の夏と海のシーズンが幕開けする。
 自慢の海を全国各地の皆さんに楽しんでほしい」とあいさつした。

 川平小中学校の児童生徒7人は「太陽輝く石垣島底地ビーチより、
 今ここに日本最南端八重山の海びらきを宣言します」と「海びらき宣言」を行った。

 テープカットとともに海に入った子どもたちは、
 水しぶきを上げてはしゃぎ、投げ込まれた果実を両腕に抱え込んだ。

 和琉風(とりかじ)のエイサーや
 マカレファちはる&マカプアメリアのダンスなども披露された。
 歌手の中西圭三さんがパワフルなライブを展開したほか、
 タレントの田中律子さんも登壇し「あと何年かしたらウチナーンチュになります」と
 宣言、会場を沸かせた。

 スタッフが使用するTシャツデザインコンテストで
 入賞した武富まつりさん(八島小5年)が表彰された。

 第34代ミス八重山発表、ビーチ宝さがし、
 サトウキビ運搬競争などの関連イベントもあった。







テッポウユリ咲く きょう彼岸入り [島の自然]

2013年3月17日(日) =気になる島の記事= 八重山毎日新聞

テッポウユリ.jpg

テッポウユリ

 きょう17日は彼岸の入り。

「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、
これからは三寒四温を繰り返しながら沖縄は1年で最も快適なうるずんの季節に入る。

 このところ好天続きで気温も上昇傾向。
石垣島の16日の最高気温は平年より2.5度高い
25.6度を記録、4月中旬並みの陽気となった。

 自然界もしっかり初夏の装い、この陽気に誘われるように
各地でテッポウユリが純白の花を咲かせている。

 石垣市川平の底地ビーチでは、きょう日本最南端の海びらきが行われるが、
 最高気温は26度を予想しており、絶好の海びらき日和となりそうだ。







園児がサンゴ学習‥石垣島 [島の自然]

3月6日(水) =気になる島の記事= 八重山日報

 底地ビーチ 初日、園児がサンゴ学習 石垣島各地で多彩イベント

 海の環境保全をアピールし、
 観光開発に繋げる「サンゴウイーク(実行委主催)」が5日、石垣島で始まった。

 今年で3年目の「ウイーク」は、
 新空港開港記念も含め、石垣島各地で多彩なエコイベントを催す。

 初日は、底地ビーチで、「チビッ子エコツアー」。石垣島沿岸レジャー安全協議会
(成底正好会長)が、わかば幼稚園=川平=の園児25人と父母を招待。

 さんごジャンケンやビーチ相撲、カヌー遊び―と、浜辺の遊びを楽しんだ。

 サンゴ教室では、協議会会員の大堀健司さん(46)=野底=が、手作り教材を使って
「サンゴは動物だから、5月ごろの満月の夜に卵を産みます。

 サンゴのおかげで、いろんな生き物が生きていけます」と話し
「皆も、海でサンゴを踏み付けて折らないようね」と優しく諭した。

 ウイークで、八重山のサンゴ展
(~11日、離島ターミナル)や合同ポスター展(~10日、しらほサンゴ村)を開催する。


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日本のベストビーチに沖縄が上位にランキング [島の自然]

3月1日(金) =気になる島の記事= 八重山日報

 世界最大の口コミサイト「トリップアドバイザー」が実施した
 「日本のベストビーチ」で沖縄のビーチがランキング上位に入った。

 世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」
 (本社=アメリカ・マサチューセッツ州ニ、CEO=スティーブン・カウファー)は、
 恒例の世界ベストビーチ 2013」を発表した。

 また日本のベストビーチには、沖縄からは8ビーチがベストテン入りした。

 日本のベストビーチには宮古島の「与那覇前浜ビーチ」が選ばれたほか、
 世界の1位にはイタリアのランペドゥーサ島のラビットビーチ。
 アジアの1位にはフィリピン、ボラカイ島の「ホワイトビーチ」が選ばれた。

 今回のランキングでは、日本のトップ3を沖縄県のビーチが独占したほか、
 上位10ビーチのうち8つのビーチが沖縄県から選ばれる結果となった。

 この評価に関して、財団法人沖縄観光コンベンションビューロー会長、安里繁信氏は
 「今回、県内の多くのビーチがベストビーチ賞を受賞し、大変嬉しく思います。

 沖縄には個性的なビーチが数多くあり、それぞれの良さがあります。

 トラベラーの皆様にはぜひ沖縄のビーチの魅力を
 今後も国内外に紹介していただければと思います。

 今後、アジア一、世界一のビーチとして選ばれるように、
 わたしたちも環境保全や整備に関して努力してまいります」とコメントを発表した。












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