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‥尖閣諸島をめぐる動きが慌ただしい。 [島の情報]

5月12日(日)‥尖閣諸島をめぐる動きが慌ただしい。

 連日にわたる中国海洋監視船による日本の接続水域航行、
 10日にはルールなしの状態で日台漁業協定が発効した。

▼水産庁は、共同利用海域を超えた台湾漁船の操業には、拿捕(だほ)を前提に対応する方針。
 無法地帯といえる中、
 八重山の漁業者にとっては過去にもあったように、漁具の被害など操業トラブルの
 不安があるのは当然で、好漁場での安全操業の確保が急がれる。

▼尖閣諸島をめぐり日中が対立する中、
 中国で沖縄の主権についてとんでもない報道があった。
 中国は毛沢東主席の時代以降、沖縄に対する日本の主権を認めてきた。
 にもかかわらず、8日付の中国共産党機関紙・人民日報は、沖縄の主権は「未解決」と、
 中国の領有権を示唆する論文を掲載した。

▼海洋監視船の航行と言論による中国側の圧力。
 安倍首相は、いかなる脅しにも屈しないという強硬な姿勢を見せるが
 いま一度、冷静に周りを見渡してほしい。

▼これまで経済、文化などで友好関係を深めてきた
 日本、中国、台湾の対立は国際的にもマイナスになる。
 国境の海、尖閣波高しの状況だがこういう時こそ希望を失わずにいたい。

▼国家間がこれ以上対立を深めては、未来に大きな禍根を残しかねない。
 その愚を避けるためにも、外交の英知による解決を期待したい。






‥沖縄県内のマスコミでは… [島の情報]

5月11日(土) ‥沖縄県内のマスコミでは…

 沖縄県内のマスコミでは昨今、琉球独立論が注目されている。
 本土に住む市内出身の大学教授らが石垣市内で講演会を開く予定だと聞く。

◆その独立論の登場を待っていたかのようなタイミングで中国共産党機関紙が、
 沖縄の領有を主張するともとれる論文を掲載した。
 東・南シナ海で権益拡大を目論む中国の動きを手助けするかのように、
 日米安保や自衛隊配備の反対姿勢を打ち出す動きが沖縄では目立ち、
 対岸の国には独立待望論に映るのだろう。

◆琉球王朝時代、重い人頭税を課せられたことに、反旗を翻したオヤケアカハチを郷土の
 英雄としてたたえる八重山の人たちは、ほとんどが「琉球独立論」に全く共感していない。

◆離島地域の経済の柱となっているサトウキビ栽培では、代金の約75%は国の補助。
 ガソリンにも国が税制上の優遇措置を施しているが、
 離島住民にはその恩恵が感じられず、県は、見て見ぬふりだ。

◆沖縄本島の政治家たちは、離島地域では意識が希薄なオスプレイや
 辺野古移設問題に対しては同調を求め、八重山の抱える尖閣問題には触れない。
 われわれから見ると尖閣を中国に献上するかのようにも見える姿勢だ。
 八重山の切り捨てにも見えるこのような状況下での琉球独立論は、
 一部の人の都合ばかり目立つ。



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‥あす「ルールなし」で発効 「無法地帯になる」 [島の情報]

2013年5月9日(木)‥あす「ルールなし」で発効 「無法地帯になる」

 日台漁業協定共同利用水域 漁業者に不満と不安
 
 日台漁業協定に基づき、日台双方の漁船の操業を認めた
 共同利用水域(法令適用除外水域)が、操業ルールの定まらないまま
 10日から適用される見通しとなったことを受け、本マグロ漁を行う地元漁業者は
「無法地帯になる」と不満や不安を募らせている。

 漁具被害をおそれて同水域での操業を控える動きが
 すでに出ている一方、操業トラブルを覚悟して同水域内に出漁し、
 被害を受けた場合に日本側の責任を追及すべきだとの意見も出始めている。

 みちたけ丸船長の玉城浩行さん(52)は7日、平久保北方の
 水域ラインぎりぎりの海域で釣り上げた196キロの本マグロを水揚げした。

 集魚灯を使った漁法。操業中、台湾漁船は確認されなかったというが、
 ルールが確立されない状況に玉城さんは「いくら何でもひどすぎる」と落胆した。

 8日、八重山漁協でえさなどの積み込みを行った「第一あずさ丸」の長浜三男さん(50)は
 9日に出港するが、「向こう(石垣島北方)はキハダや本マグロが捕れる時期。

 去年は何本か捕っているが、もう行こうとは思わない」とあきらめ顔。
「台湾漁船の縄は太いので、からむとこちらの漁具が切れる。
 400—500万円かかる漁具が被害を受けた場合、誰が補償してくれるのか」と憤った。

 水産庁の説明会で再三再四、暫定執法線から南側に拡大した水域の撤廃を
 訴え続けてきているマグロはえ縄漁の名嘉全正さん(54)は
「漁具を捨てにいくようなところに、行けるわけがない。
 日本は漁場を放棄したことになる」と厳しく批判した。

 同漁を営む仲田吉一さん(49)さんは「台湾漁船は操業のやり方がバラバラ。
 言葉も無線も通じない相手と、どんなルールをつくろうというのか。
 こうなったら向こうに行って漁をし、
 被害を受けて国に責任をとらせるしかない」と話した。








‥大嶺 3年ぶりの勝利 目に涙‥八重山商工 [島の情報]

5月7日(火) ‥大嶺 3年ぶりの勝利 目に涙‥

    「いろいろな人に支えてもらった」
  パ・リーグ ロッテ2―1ソフトバンク (5月5日 ヤフクオクD)

大嶺.jpg
3年ぶり勝利のロッテ・大嶺

 ロッテ先発の大嶺が5回1/3を4安打6三振2四球で、
 1040日ぶりの白星を手にした。

 2年ぶりの1軍マウンドとなった前回は、
 6回0/3を投げ4安打2失点と好投するも、打線の援護に恵まれず、黒星となった。

 その時と同様に低く投げることを意識して低めに集めた。
「ピッチャーは打たれるものだと言い聞かせて、テンポ良く投げることができた」
 と振り返った。

 インタビュアーから1040日ぶりの勝利を告げられると、
 大きな瞳に涙をため「いろいろな人に支えてもらったので、
 その人たちのおかげで今があると思うので、感謝しています」と言葉を詰まらせた。

「チームのために一生懸命頑張るので、応援よろしくお願いします」
 とファンに誓った右腕は、チームの更なる飛躍にかかせない存在となる。


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‥台湾‥はえ縄漁船10隻確認退去警告に応じず [島の情報]

5月6日(月) ‥台湾‥はえ縄漁船10隻確認退去警告に応じず

  協定発効後は拿捕 台湾‥はえ縄漁船10隻確認退去警告に応じず

 10日まで漁具回収で対応!
 水産庁は3日までに、台湾側が操業範囲と主張してきた暫定執法線を超えた
 日台漁業協定に基づく法令適用除外水域で、台湾のマグロはえ縄漁船約10隻が
 操業しているのを確認した。

 水産庁は、台湾漁船が退去警告にも応じないことから、
 はえ縄を回収する手段に踏み切った。

 同水域外で操業する台湾漁船に対し水産庁は、
 協定が発効する10日まで同様の対応をとり、発効後は拿捕(だほ)する方針だ。
 水産庁の本川一善長官らが、3日午後2時から八重山漁協で行った説明会で明らかにした。

 4月28日には同海域周辺で八重山漁協所属の「萌丸」がレーダーや目視で約10隻の
 台湾漁船を確認したばかりだが、水産庁によると、
 今回の漁船と同じかどうかは不明という。

 台湾漁船の操業を確認したのは石垣島北西の北緯24度50分、
 東経123度30分の海域で、暫定執法線から拡大した水域のライン上。

 執法線まで退去するよう警告したが応じないため、
 取締船2隻が「非常手段」としてはえ縄の回収作業に入った。
 3日夕には3隻で対応する。回収後は漁獲物をのぞき、漁具を返すという。

 協定が発効するまでは、
 漁具の回収という方法で対応し、協定発効後は原則として拿捕する。本川長官は、
「政府として意思統一をしており、5月10日から厳格に対応する」と述べた。




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‥頭越しの日台漁業協定‥ [島の情報]

5月4日(土) ‥頭越しの日台漁業協定‥

 開いた口がふさがらない。オスプレイ普天間配備に辺野古埋め立て申請、
 日台漁業協定、4・28主権回復式典、そしてオスプレイ12機の追加配備だ。
 
 県民感情を逆なでする政府決定が、
 こうも矢継ぎ早に打ち出されると、怒りを通り越し、不信感だけが残ってしまう。
 
 頭越しに事を進めると反発を招き、事態収拾にも多大なエネルギーを要する。
 誰もが分かることだが、これを承知で政府が国策と押しつけるのは異常だ。
 
 上意下達の時代ではないのである。
 10日発効予定の日台漁業協定も、頭越し交渉で漁業者の怒りをかった。

 尖閣問題で台湾を味方に取り込み、中国をけん制する思惑が見えるが、
 それによって地元漁民にどれだけの不安と損失を与えるのか、全く考慮されていない。

 しかも「ルール作り」協議中に、早くも台湾漁船が違反を起こしている。
 これでは漁業者の憤りは強まるばかりだ。


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石垣~成田、神戸線も就航‥石垣島 [島の情報]

2013年5月3日(金)石垣~成田、神戸線も就航‥石垣島

      スカイマーク西久保社長が市長に報告

 7月10日から31日まで3路線
 航空会社スカイマークの西久保慎一社長が2日午後、
 中山義隆石垣市長を訪問し、7月10日から南ぬ島石垣空港に就航する
 那覇~石垣、成田~石垣、神戸~石垣の3路線について報告した。
 いずれの路線も7月31日までの運航予定。

 西久保社長は‥
「本土から石垣に来るには非常に高い航空運賃だったが、
 今回これを引き下げることにより、これまで石垣に来たことのない人も
 訪れるようになるだろう」と話した。

 那覇~石垣線は1日4往復8便、運賃5000円。
 成田~石垣線、神戸~石垣線はいずれも1日1往復2便、
 運賃は成田~石垣線が1万3000円から2万6800円、
    神戸~石垣線が1万3000円から2万5800円となっている。
 このほか、羽田~那覇線に4000円追加で、石垣まで行くことができる。
 
 航空券は5月10日から販売。使用する機体はボーイング700-800(177人乗り)。

 西久保社長は‥
「那覇~石垣はそんなに大きなコストはかからない。
 今回の5000円にしても十分に採算がとれると思っている。
 気楽にいろんな人に石垣島の良さを知ってもらいたい」と話した。

 地域住民に対しては‥
「新しい航空会社ということで躊躇(ちゅうちょ)もあると思うが、
 安全性では他社に劣るところはない。機体も新しく快適に過ごせると思う。
 まずは試しに乗ってほしい」と要望した。

 報告を受け、中山市長は「とてもうれしく、歓迎する。
 特に那覇~石垣間では4便が就航し、価格も安いため地元住民への利益も大きい。
 子どもたちの部活派遣費なども抑えられ、保護者にとっても負担減になる」と‥
 就航を喜んだ。

 八重山ビジターズビューロー理事長で市観光協会の宮平康弘会長は
「直行便はありがたい。
 神戸には八重山出身者も多く、以前あった路線の復活に期待が持てる。

 竹富町の島々への観光客が増えると思うので、
 空港から港までの陸上輸送などオール八重山として受け入れ態勢を構築していきたい」
 と期待し、那覇~石垣線に関しては‥
「3社体制になるが、宮古であった価格競争での
 混乱が生じないよう持続的な運航にしてほしい」と求めた。

 今後は、入域観光客数の増加、それに伴う経済の動き、
 県外に観光で行く地元住民にとっても低価格の航空運賃に期待が高まりそうだ。


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‥台湾漁船‥ふるさと納税‥制服衣替え! [島の情報]

5月2日(木) ‥台湾漁船‥ふるさと納税‥制服衣替え!

★法令適用除外水域から南の海域で台湾漁船が
 操業していたという情報は、マグロはえ縄漁業者の間に瞬時に広まった。
 
 台湾漁船の操業現場に出くわした高橋拓也さんは、漁場の変更を余儀なくされた。
 漁業者の間では「北には行けなくなるのか」とあきらめムードさえ漂う。

★仕事で石垣島を訪れた飛田千代二さん(65)・けい子さん(62)夫妻=愛知県安城市=が1日、
 石垣市にふるさと納税として200万円を寄付した。

 仕事で度々来島する夫妻は名古屋直航便の就航で「東京に行く感覚で気軽に利用できる
 ようになった」というが、今回は名古屋便が満席で東京経由で石垣入りしたとか。
 思わぬ所で、新空港開港後の観光客増のあおりを受けたようだ。

★県外より1カ月早い県警の制服衣替えが一斉に行われた。
 夏らしい水色の制服に変わった八重山署だが、
 あいにくの雨で服装整供点検は駐車場内から署内に変更。

 同署の衣替えの時期には雨が多く、小禄署長は「教練も広い場所のほうが」と苦笑い。
 GWの交通事故防止など管内の治安維持に、署員が決意を新たにした。











10連休となる大型連休(ゴールデンウイーク)がスタート! [島の情報]

4月28日(日) ‥大型連休(ゴールデンウイーク)がスタート!

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 最長で10連休となる大型連休(ゴールデンウイーク)がスタートした。
 連休初日の27日はあいにくの空模様となったが、南ぬ島石垣空港では
 県外からの観光客が次々と到着し、市内や離島観光へ向かう姿が見られた。

 この日、空港は、本土や那覇からの到着便のたびに大きな旅行バッグを抱えた
 家族連れや観光客、地元から那覇や本土に向かう旅行客らで混雑した。
 
 東京から家族と一緒に石垣島を訪れた男性は
「テレビで新空港開港の特集などがあり、ぜひ見たいと思った」、
 神奈川から観光に来た女性は「海や離島を回るのが楽しみ」と話した。
 
 期間中のホテル予約状況は、ANAインターコンチネンタルリゾート石垣は満室状態で、
 ホテル日航八重山でも5月1日から3日までほぼ満室となっている。
 
 日本トランスオーシャン航空(JTA)では、期間中の羽田~石垣の
 予約数が5340人と前年の3938人を1402人(35.6%)上回っている。
 期間中の空の便の予約状況は、下りのピークが5月3日、上りが5月6日となっている。

 週間天気予報によると、28日から5月4日までの向こう一週間は、
 期間の初めは晴れるところもあるが、その後は気圧の谷や湿った気流の影響で
 雲が広がりやすく、雨の降る日がある見込み。


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マグロ/雹(ひょう)/竹富町制施行65周年 [島の情報]

2013年4月27日(土) マグロ/雹/町制施行65周年

★25日、コンテナで本マグロが東京築地市場へ空輸された。
 大量の氷が詰められたツナボックスによる輸送で、鮮度がこれまでより保たれ、
 マグロが高値取引されることに期待が高まっている。

 その一方で、氷の重さなどによる輸送コスト増も懸念。
 マグロが売れても、輸送費が高くついては意味がない。
 漁業関係者からは「高く売れるのは魅力だが、マイナスになるのは厳しい」との声も。

★石垣市川平で25日午前、雨とともに直径3センチ前後の「ひょう」が降った。
 島内では2005年3月以来8年ぶりという。
 地域のお年寄りによると「激しい雷雨とともに降ってきた」とか。

 ひょうは氷の塊(かたまり)。
 この季節に降るのは珍しいが、気象台によると、5000メートル上空は氷点下。
 そのさらに上空で積乱雲が発達することから、
 ひょうが降るのは年間通して可能性はあるとか。

★町制施行65周年記念式典・祝賀会の日程などを決めた竹富町の記念事業実行委員会。
 開催場所については各地区持ち回り開催の提案もあったが、
 
 過去に竹富島や西表島大原で開催してきた例を挙げ、
 今回は平日開催となっているために学校施設の使用が難しく、
 中野わいわいホールで開催することを決めたという。
 
 島が多いだけに活発な議論のもとで、イベントが行われている。





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