SSブログ

石垣島で‥「八重山におけるバニラ栽培の実験」。 [島の情報]

2月7日(木)=気になる島の記事= 八重山毎日新聞

 本部町の海洋博記念公園で開かれているアジア太平洋蘭会議・蘭展沖縄大会で4日、
 八重農アグリ・リサーチ部の4生徒が研究発表を行った。

▼研究テーマは「八重山におけるバニラ栽培の実験」。一昨年からの取り組みを紹介した。
 バニラといえばラン科バニラ属の蔓(つる)性植物。
 アイスクリーム、洋菓子、コーヒーの香りづけ、香水など広く活用されている。

▼国内でも数年前から観葉植物として注目されているが、現在の主要栽培国は
 インドネシアやマダガスカル、中国。この3カ国で世界生産量の9割弱を占めるという。

▼バニラの種子さやから取れる天然のバニラ・ビーンズは非常に高価だ。
 八重農の発表は高校生としては初めてで、亜熱帯の気候で栽培普及を目指していることが
 主催機関、関係団体の関心を集めたのだろう。

▼高温多湿、日当たりの栽培条件を満たす地域は、国内でも数少ない。
 栽培技術、量産、コストなど課題は多いが、それを乗り越えれば八重山の
 一大ブランドになり得る。

▼八重農の生徒たちのチャレンジに期待したい。
 同時に熱研や県、琉大など専門機関研究者のサポートもほしい。
 国内で競合する地域が少なく、生産から加工、応用まで幅広く用途が広がる植物だ。
 子どもたちが意欲を持ち、伸び伸びと研究できる環境づくりを応援しよう。











nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。